Monday, August 17, 2015

シリコンバレーでのインターンシップを通して

私、吉田昌平は、2015年の夏、アメリカのITや起業で世界的に有名なシリコンバレーにインターンとしてやってき来ました。アメリカに「起業家精神論」専攻で留学している私にとっては、とんでもないチャンスを掴みとることが出来たわけです。インターンシップ数日前は、新しく始まる冒険に胸を躍らせていました。

インターンが始まってからは、毎日多くの事を学びました。まず、インターン先はロボット関係の会社だったので、技術畑出身ではない私には、ロボットの「ロ」の字から学び始めましたね。それからウェブサイト構築についての知識を少しかじったり、PRの下書きを練習したり、新たなビジネスモデルの作成等など、学んだことは多岐に渡りました。夏休みの間にバイトばかりしていると、絶対に手にはいらないものですね。学んだこと以外にも驚いたことも数え切れない程ありました。

そして、やはり”シリコンバレー”、何でもあります。私のインターン先のCEO(ボス)の知り合いや友人との会食がよくあったのですが、一つのテーブルに座っている人達、私を除いて皆が独立して自分の会社を持っているなんて当たり前でした。なので、会話の一つ一つに学ぶことが多くあり、本当に勉強になりました。スタンフォード研究所を訪問したり、別の日には投資家の知り合いとミーティング、また別の日にはスタートアップの会社のCEOと新たな契約についてのミーティング等など、アメリカの小さな大学で留学していた私には、想像の中で描いていた夢のような世界でした。いつかきっと私が起業家として世の中を変えていく時には、そういった事が日常となっているかも知れません。なので、その実践前の予行演習ができました。

ビジネスや起業関連の事以外にも感じた点がいろいろあります。アメリカは、「人種のるつぼ」として有名な国です。私が通う大学があるオハイオ州の町では、色んな人種が入り混じっているといった印象は薄いのですが、やはりサンフランシスコ付近などの、俗に言う「ベイアリア」は、まさに人種のるつぼと呼べる場所でした。歩道で行き交う人々はアジア系、ヨーロッパ系、アフリカ系など本当に全人種が混ざっていました。日本人として日本食はやはり大好きです。オハイオ州での留学中は本当の日本食を食べる機会がなかったのですが、「そんな心配事なんて誰がするの?」と言われんばかりに本当に美味しい日本食レストランが、どこへ行っても在りました。大都市、カリフォルニアでのインターンシップ、知らなかった事が多かったことが逆に幸いしたのか、本当に良い経験になりました。

もうすぐオハイオ州に帰り、大学最後の年が始まります。2年間に渡る留学生活を終了後、待っているものが、私が今望んでいるものかどうか、誰にもわかりません。でも、留学前の自分と決定的に違うものとして、今の自分には、留学1年間そしてインターンシップで得た経験に基づく自信があります。そんな訳で、 卒業後、いや、ひょっとすると在学中に夢のための第一歩としての起業に向かって全力疾走しているかと思います。

この素晴らしい経験を得られたのは、インターンシップ中に出会えたJABIの皆様、起業家の皆様、学生の皆さん、ホストのご家族、そして何よりも私のボスを始めとする多くの暖かく支えて下さった方々のお陰です。本当にありがとうございました。いつかまた出会えること楽しみにしています。


2015年 8月シリコンバレーにて、
吉田昌平 JABI 学生会員 – Intern from Wittenberg University/関西外大 -

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