Thursday, February 25, 2016

2016年JABI 新年会

先日行われた新年会の様子をお届けします。

初めに二村会長からの挨拶、JABIがどのようなことをしているのか、今後のJABIについてのプレゼンテーションがありました。

まず日本の現状について。高齢化社会が進み、大企業での終身雇用が当たり前じゃなくなり、更には技術革新も加速していった現在、今後はより中小企業・新規事業の重要性が求められます。更には日本以外に市場を求めることが必要です。そこで、JABIがサポートすることで、シリコンバレーの起業をサポートするシステム(=エコシステム)を利用し、中小企業がシリコンバレーへの進出をスムーズに行うことができます。

今後の展望としては、日本にオフィスを作ること、競合調査サービスの開始、AIの導入・・・などなどが語られました。



続いて会員であるJABIキンバリーさんによる「夢を語る練習」

数々の日系企業で社員のモチベーションをあげるためのインストラクションを行ったキンバリー氏。ゆっくり・わかりやすく・きれいな英語で伝えることを心掛けているそうです。

まず初めに、昨日の夕食を情熱的に話すトレーニング。二人でペアになって行われました。意外と覚えていなかった人もちらほら・・・次に二人ペアで交互になって「1」「2」「3」と言い合う練習。これが思ったより難しいのです!この練習でキンバリー氏は「誰でも間違いを侵すのは当然。間違いを恐れないで!」ということを教えてくれました。

そして、最後は夢を語るトレーニング。まず初めに、一人が自分の夢を語り、もう一人はそれを否定する練習をしました。日本人なら誰しも自分の夢を語るのは少し恥ずかしいですよね。勇気をだして夢を語ったのにもっともな理由で否定されたらかなりのショック。そしてキンバリー氏はこう言います。

「この練習で夢を否定してはいけないことがわかったでしょう。では続いては、夢をすべて肯定してみよう!」

今度は自分の夢を語るとすぐに肯定され、本当にやれるんじゃないか、という気になりました。人ってかなり単純ですよね。そしてキンバリー氏が最後に語ったのは「あなたたちにとってJABIは夢を語れる存在でありたい」と。



最後にリンダさんによる時差ボケ解消のツボ、疲労回復のためのマッサージなどをレクチャーして頂きました。レクチャー後は晴れ晴れとした表情の方も沢山いらっしゃいました。



今回の新年会には多くの学生が参加し、所々で社会人と学生のディスカッションが行われていました。双方にとっても貴重な場であったのではないでしょうか。学生である私も、皆さんがどうしてアメリカにたどり着いたのかについてお聞きできたのが大変興味深かったです。


実は私はこの時点でインターンを始めて三日目だったのです。イベントの運営側であるにも関わらず、JABIという組織にどのような人がいるのか、どのようなことをしているのかもよくわ分からないまま参加しました。。。しかしながらイベントが終わる頃にはJABIがどんな役割で今後シリコンバレーにおいてどのような活動をする必要があるのか、日本にとってシリコンバレーに進出するメリットは何かをすっかり理解することができました。ですので、シリコンバレーについてよく知らないけどコネクションを作りたい、シリコンバレーについてもっと知りたい、という方であれば誰でもイベントに参加できます。ぜひぜひ、次回のイベントにご参加くださいね。

鈴木友梨子 JABI 学生会員