シリコンバレーでインターン中、吉田昌平です。今回は年に一度サンフランシスコで開催される、SEMICON West 2015&InterSolarに参加してきました。
私は主に会場を回りどんな企業が参加し、どんな製品を紹介しているのかに重点を置いていました。会場の大きさと迫力にのまれながらも私のボスについて行き、いろんな製品を観察しました。入場して10分、ずっと思い続けていたことが一つ。知識が追いつかない!
Semiconductor (半導体)について少し知り始めたのが、先日お会いした東京エレクトロンの社員の方に出会ってからなので、細かいところはなかなか理解ができませんでした。ですが、セミコン産業といっても半導体製造機を製造する会社から半導体を用いソーラーパネルを製造する会社まで多種多様だったので、いろんな種類の機械に囲まれていたという意味ではとても楽しめました。やはり男の子の性というべきですか、機械系や金属系のものはいつでも輝いて見えます。中でも、半導体をカットする前の状態は素晴らしかったです。
会場の規模、参加者の数、各企業のブースで熱心に製品説明するスタッフの方の熱意から、イベントがどれだけ有名で重要ものかは十分理解できました。大小様々なブースに企業が製品を並べ、お客様が入ればすぐに対応し、企業アピールのためにグッズを無料提供する。どのブースもホスピタリティーに溢れていました!イベント主催側の配慮も素晴らしく、参加企業の方のホテルの手配からイベント専用アプリを用意までしておりスムーズにイベント情報の取得することが可能でした。
会場を回っていて気づいたのは、やはりサンフランシスコ、海外企業の多さが目立っていました。アメリカだけではなく、日本や中国などのアジア系も多かったようです。マレーシア企業なども見ることができたので少し驚きました。それだけ、SEMICONの規模が大きいという意味ですね!世界中から企業と参加者が来ているだけあって人種の多様性も幅広かったです。先日参加した韓国ロボットフォーラムとの時とは違い、多くの日本企業を見ることができたので、これからの日本企業の海外進出への期待が膨らみました。日本の半導体産業は東京エレクトロンやニコンに続きたくさんの企業が奮闘していたのでこれからも頑張って欲しいです。
イベントを振り返って、昔と比べて参加者の数も減り少し人気ではなくなってきたように思われる半導体産業。でも、サンフランシスコのど真ん中でイベントが開かれ続けているということはそれだけまだ需要があり、世の中が必要としているということです。なので、これからの新たなイノベーションにより、かつての人気を取り戻し、住みやすくより良い生活を人々がおくれるような社会を形成する手助けをできるように期待しています。
吉田昌平 JABI 学生会員–Intern from Wittenberg University/関西外大-
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