Friday, August 2, 2019

JABIアワー「関西の成長スタートアップとミートアップ!勢いをます関西市場の今」に参加して

2019年7月25日に行われたJABIアワー「関西の成長スタートアップとミートアップ!勢いをます関西市場の今」に参加させていただきました。参加者は約30人で、関西の企業に働いていた方やこれから起業を考えている学生などみなさんそれぞれの立場から参加されていました。今回、このブログでは簡単なイベント概要説明と私自身が感じたことについて共有したく思います。

NPO法人生態会の西山裕子さんが、シリコンバレーツアーと題し関西のスタートアップの海外展開を支援する旅でアジャイルウエアの川端光義社長とマイスター・ギルドの見取英明社長と共にアメリカにいらっしゃっていました。その一環として、今回JABIで協力できることはないかということで、急遽イベントを開催することが出来ました!

NPO団体生態会についての説明
まず初めに、西山裕子さんから、「関西の企業や経済状況」について話していただきました。参加者の半分位の人が関西出身であったこともあり、みなさん熱心に聴かれていました。特に関西はインバウンド市場の伸びが大きく、飲食店の開業が増え、2016年度の大阪の開業率は東京よりも高かったそうです。また、トリップアドバイザーの日本のテーマパークランキングで、ユニバーサルスタジオジャパンが、三年連続一位をとり、東京ディズニーランドを抜いたという話には、みなさん驚愕されていました。ただ、まだまだ東京に比べると、関西は起業をしたいと思っている人達への手厚い支援は行き届いておらず、今後どのように起業をしたい学生などにどのようにサポートしていくかが鍵になりそうだと感じました。


MCに初挑戦しました!
その後、マイスター・ギルドの見取英明社長に「受託開発会社が海外に出てこられるのか」という題で登壇していただきました。マイスター・ギルドはシステム開発・Web制作会社であり、ARを使ったサービスを開発する為の情報収集や、請負開発もしくは共同開発できる会社を探す目的があるため、シリコンバレーの企業と協業を模索されているそうです。中でも見取さんがお話しされていた内容で印象に残ったのは、日本のエンジニアがコミュニケーションをとることを好まず、英語を話せる人が少ないということです。せっかく技術があるのに、語学面で悩まされているのはとても、もったいないと感じました。これからの世代は、日本国内のビジネスだけではやっていけない焦りと、またそのレベルに達していない日本国内の状況の危機感を感じました。


アプリツールの紹介!
最後にアジャイルウエアの川端光義社長が企業紹介及び技術説明についてお話していただきました。アジャイルウエアもマイスター・ギルドと同様、シリコンバレーの企業と協業やビジネスの可能性を模索している企業です。具体的には、プロジェクト管理ツール「Lychee Redmine」の海外進出に向け、他社ツール連携の強化を図りたいと考えているため、具体的な連携イメージをもとに今後の可能性を模索したいそうです。アジャイルウエアに関しての質問コーナーでは、アジャイルウエアが手がける議事録作成に特化したリアルタイムの共有ツールである“GIJI”についての質問が殺到しました。GIJIの機能性や便利性などについて鋭い質問をされる方も多く、品質向上のために良いディスカッションができたのではないかと思います。ワークライフがGIJIのようなアプリ誕生により、より効率的に仕事ができるようになる将来も近いですね!


 JABIから感謝状を受けとっている様子

 JABIアワーでは、ただ単に講演の時間を持つだけではなく、一人一人が自分のニーズにあわせてお話できるようにネットワーキングの時間をとっています。なので、みなさんがその時間に同じ思いを持った方々と意見交換ができ、また仕事のネクストステップとなる助けを少しでも出来たなら嬉しく思います。登壇者のお三方、貴重なお話をありがとうございます。参加者のみなさんもお疲れ様でした。また今回、はじめてイベント企画やMCをし、私自身もこのイベントを通して成長できる機会となりました!
ありがとうございました!


ありがとうございました!


















NPO法人生態会 → https://www.seitaikai.com/
アジャイルウェア → https://agileware.jp/
マイスター・ギルド → https://www.m-gild.com/


JABIインターン 任 美奈

Thursday, August 1, 2019

JABI スペシャル座談会「これからの時代のロボット、ヒューマンインターフェース、AIの可能性」

2019年3月22日、ロボットの専門家2名でスペシャル座談会が行われました。 登壇者は、工学院大学Human Interface Lab准教授の見崎 大悟先生と、JABI会員であり長くロボット業界でビジネスをしているInnovation Matrix, Inc., CEOの大永 英明氏です。 Stanford大学Center for Design Researchにおいて、d.schoolをもちいた工学教育やイノベーション創生に関しての研究をおこなっていた工学院大学見崎大悟准教授 (Human Interface Lab)と、日米ロボット業界一筋40年余りのシリコンバレー在住の大永英明氏(Innovation Matrix, Inc., CEO)による、これからの時代のロボット、ヒューマンインターフェイス、AIなどの話が盛り沢山で大いに白熱した座談会となりました。 登壇者略歴は以下の通りです。 ●見崎 大悟准教授(工学院大学Human Interface Lab准教授)(以下敬称略) 工学院大学工学部機械システム工学科准教授.東京都立大学大学院工学系研究科機械工学専攻博士課程修了。2015年~2016年に,Stanford University, Center for Design Research ,Visiting Associate Professor 研究テーマ:マイクロマニピュレータ,ロボット,設計支援,デザイン思考,工学教育など ロボットを研究するエンジニアとしてのベースは“問題発見と問題解決”である。現在はそれをどうやって他者に伝えるか、つまりデザイン思考について考えている。 ●大永 英明氏(Innovation Matrix, Inc., CEO)(以下敬称略) 米国ロボットメーカーに勤めたベテラン。現在、物流ロボットに力をいれているロボット一筋人間。現在は fetch robotics社のサービス用ロボットの販売に尽力している。(物流倉庫などにおいてロボットに地図などを記憶させ、人手不足の解消を試案) 今回のJABIブログはお二人と、会場のゲストたちの白熱した議論をお届けしたく、イベントで行われた座談会の書き起こしでお届けしたいと思います。


対談内容

ー 見崎:
ロボットには“産業用ロボット”と“それ以外のロボット”がある。産業用ロボットはニーズが明確である。ニーズがクリアな産業用ロボットなどは日本が強い。それはなぜ?

ー 大永:
アメリカ人は新しいことを開拓するのが好きであり、ないものを生み出す力が日本よりも優れている。日本人は最終製品だけでなく、基本技術から精度を高めようとする”モノづくり”に優れている。その反面、良いものを作ろうとし、新たなものを生み出すのが苦手。

ー 見崎:
モノづくりはそれぞれのコンテキストがあってこそ始まる。開発の上でさまざまな違いが影響し、その一つとして文化の違いがある。今後日本がロボット業界にて生き残っていくためには、この日本の良さを守るべき?それともアメリカのように変化したほうが良い?

ー 大永:
アメリカの学生はアグレッシブであり、日本とは異なり、自分から行動していく傾向がある。これが3Dプリンターの登場により、容易に形にすることが可能となったため、アメリカのスタートアップも、ハードウェアの分野への参入が可能となった。これにより、アメリカと日本の立場は同等となったが、業務委託をする際、日本は高コストであるため、中国など、他国が利用されることが多い傾向にある。この傾向によって、日本は今後の身の振り方について、考えなければいけない。

ー 見崎:
過去の日本を振り返った際に、80年代には様々なものが生み出されたが、90年代は…?
大きなポイント;マインドセットのチェンジ、良いものを作ることは大切であるが、効率化を行うような思考となり、楽しむといった感情に由来する研究がなくなる傾向となってしまった。
90年代に関して、何か記憶に残る大きな出来事はあったか?

ー 大永:
特にはない。
ただ、画像処理などアメリカでは当たり前のことが、日本では少し遅れて当たり前となっていく。日本が生き残っていくためには、固定概念を破り、新たなことに挑戦していけるかどうかも重要である。

ー 見崎:
ロボットには3つの要素がある。①アームなどのメカ、②物をつかんだり離したりする動作(エンドエフェクタ)、③認識がある。②について、物の形状により、その行動は多様となり、複雑化されてしまうため、吸着などの手法が用いられた。
エンドエフェクタについてどのように考えるか?

ー 大永:
問題点は、物流の場面では品数の多さである。この多種多様な形状について、1台のロボットでコントロールすることができないことが問題点である。別のアプローチとして、四角の箱に入れるなど、形状を同一化するという考えもある。目的がつかむことであれば、その方針でも問題ないのではないかと考えられる。困難な問題に対するチャレンジと問題を解決することのバランスが重要である。

ー 見崎:
開発をしていく上で重要になってくるのは、経験や専門性である。また、見方を変えることがとても重要である。ロボットと人間の役割分担において、ロボットは高速で認識が早い、人間は柔軟性があるなど、固定観念にとらわれるのは良くない。学生など、未経験者の視点に対し、それについて教えるのではなく、さまざまな分野の専門家らが学生にいろいろ教えたその知識による様々な視点を共有する姿勢が大切である。

ー 大永:
新たなものを作る際、日本企業は、きっちりしたクオリティーが保証されなければ、製品リリースできない。一方、アメリカはある程度できれば、見切り発車し、何かあれば修正するという楽観的な考え方がある。このバランスが大切である。クオリティーはもちろん大切であるが、マーケットへのスピードも重要である。

ー 見崎:
ソフトウェアに関しては、ある程度のクオリティーでもとりあえずやってみるという姿勢がとても大切。一方ハードはそれができないと思われがちだが、その概念を少し崩すことにより、次の新たなロボット設計において、進歩があるのではないかと考えられる。

質疑応答

● ロボット開発者はロボットを大好きという方が多く、その思いと他者が求めるものを作るというバランスはどのようにとっているのか。

 ー 見崎:
学生の間にロボットを好きだという気持ちだけではいけないということに気づくことが多い。ただ、その気持ちにいつ気付けるかということが大切である。世の中の役に立つこと、誰かのためになることを考えるように思考をシフトすることがポイントである。


● 誰かの役に立つかについて考える際に、どうやってそこにアプローチしていくのかについて、ロボットに基準があるのか。

ー 大永:
第一に安全基準である。スピード、衝突なども考えながら設計することが大切である。日本がアメリカより良いものを作るためには、ビジネスマインドの人と一緒に開発する必要がある。ビジネスを目的とした考えも必要である。

ー 見崎:
エンジニアにもビジネス志向が必要であると最近は言われている。しかし、エンジニアが好きなように開発する環境に慣れたらという意見もある。

ー Shirokuさん(参加者):
最近の課題として、どうやって“ロボットが好き”という気持ちを生かしてビジネスを行えるのかを試行中である。

● 日本の中で自動運転は必要か?

ー 参加者の多くが“必要”という意見であった。ただ自動運転だけでなく、それをUberなどと関連付け、生活の改善やいろいろな場面に生かすという考え方もある。

ー 大永:
若い方は車を買わない傾向にある。自動運転は、渋滞の改善や高齢者の生活の質の向上に生かせるのではないかと思う。

 最近では、ネットショッピングなど外出する必要性が減少している傾向にある。そのような状況下においても、自動運転は必要だろうか。

ー 参加者の中から、外に出て購入することも大切であるという声があった。

● ロボットには3種あると考えられる。I robot(物として管理する)、アイアムマン(自らが中に入り、ロボット化する)、さらにサロゲート(自分は動かず、代わりに動いてもらう)である。ロボット好きの方はどういうものが好きなのか。また、日本で描かれるロボットは平和思考であるのに対し、アメリカでは危険的な描かれ方が多い。そこの違いが幼少期に受けたロボットへの感情に関連し、ロボットの開発に影響している部分があるのではないか。

ー 大永:
3種のパターン、いずれも好きである。また、その幼少期の影響というものはあると考えられる。アメリカでは、軍事的な部分が一番金銭の動きがあるため、そのような場面に用いられる傾向がある。日本は逆にその部分にお金がないため、このように根本に違いが出る。ただ、NASAなど商業用への転用をうまくアメリカは行っていることにも違いがある。

● 近年ではロボットを好きな学生も増え、また共存しようという考え方を持つ方も増え、敵視するという傾向は減ってきたのではないか。

ー 見崎:
そのデザインという部分に戻り、自動運転について話すと、根底にあるのは“人はなぜ移動するのか”というものがある。人が生きていくには他者に会うということが重要であり、自動運転は必要である。自動運転の開発において、安全性やユーザーの安心感など何を享受するかというもの大きなポイントである。

ー 大永:
自動運転が導入されることにより、Uberやtaxi運転手など雇用に関わってくる。その労働者の時間についても改善が可能になるのではないかと考えられる。

● ロボットについて考えた際、なんでもできるロボットにするのか、単機能のほうがいいのか、どっちのほうがいいのか。

ー 大永:
単機能ではいけない、単機能であるとそれをしている時しか役に立たず、コストパフォーマンスが良くない。消費者の視点で考えた際に、多機能であるほうが良いと考える。

● 日本人には一つを極めるという性質がある。その一つを極めるのではなく、全体としてのシステムを構築するような発想になるよう、その概念を変えるようにロボットのデザインにおいて教育するにはどのようにすればよいのか。

ー 見崎:
日本人には職人志向の方が多い。その思考がそもそもどこから生まれるのか、知ることが大切。アメリカでは、アポロ計画により、視野が広がった。日本にいるだけでは、全体を見るような思考には至らないことが多い。他国へ行くなどし、行動範囲を広げることで、視野を広げることが大切。

● 感情を機械で表す開発を行う際、どのようにすればよいか。

ー 見崎:
知識の中で、言語化されているものとされていないものがあり、感情というのはされていないものである。そのため、経験やノウハウの蓄積しかないように考えられる。そもそもコミュニケーションとは何なのか、人間間の関係性なども考える必要がある。

終わりに

ー 大永:
私にとってのロボットの定義は、ロボットが人間の欲望を満たしてくれるというような意味で、世の中にあるすべての基礎技術のことである。

ー 見崎:
基本はロボットが好きな人は思う存分ロボット作ったらいいと思う。その環境づくりについて、シリコンバレーなどを見て、それを日本に生かせればと思う。

Wednesday, July 17, 2019

JABI夏のBBQ開催を開催!


 先日7月15日にJABI夏のBBQが開催されました!そのイベントに参加したインターン中の任さんが、参加してみた感想を綴ってくれました。

 7月15日にJABIの夏のBBQが大永氏(SV英明塾)の自宅で15時ごろから夜遅くまで開催されました!今回は、シリコンバレーで半導体、インターネット、金融、テクノロジー業界などで活躍されている約20名以上の方々が出席されました。初めに、JABI共同創立者である大永氏が挨拶、またJABIの説明を行いました。その後、参加者が簡単な自己紹介をし、一人一人自分の目的にあわせてお話をしていました。海外で働いている日本人だからこそ見える視点でトークが弾み、大永氏のおいしい料理と夕方からは音楽ジャムセッションと題し、みなさん得意な楽器で思いのまま自由にセッションを楽しんでおられました!

JABI説明の様子
 私自身、将来グローバルで活躍する人材となって日本とアメリカをつなぐ存在となりたいと考えているので、今回のような機会は私にとって、これから就職活動が始まるまでどのように考え、行動したらいいのか、また海外で働く上で必要なことや、大事なことを学ぶ、とても良い機会となりました。





 

自己紹介の様子


 まず初めに印象に残った方は、戸村光さんのお話です。戸村さんは、若くしてシリコンバレーで起業(HACK jpn)をしていて、自分にとっても、とてもインスパイアされる存在でした。戸村さんの考えによると、生活において何をする時にも常に目先のことだけではなく、長いスパンで物事を考えることが重要だとおっしゃっていました。そのためには、今のうちからやりたいことをしっかりと定めて後先を考えながら行動する力が必要になってくる、ということです。日本の学生のダメな所は、やりたいことが定まっていないのにも関わらず、なんとなく自分の思想にあっている会社を選び、そして少しでも自分のやりたくないことを指示されると、この仕事は自分の割にあっていないと考え、すぐにやめてしまうということだと教えていただきました。私も日本で学生をしているので、戸村さんの意見は本当にそうだなと感じました。私を含め将来が見えないと悩んでいる学生が、私たちの世代にはとても多くいるのが現状です。

 私は、この一年間日本を抜け出しアメリカで半年生活を終えて、シリコンバレーでインターンシップをするという貴重な経験をさせてもらうことになってから、毎日がとても刺激的です。このようなイベントを含め、今私の周りにいる人たちから、たくさんのことを吸収できるとても大きなチャンスだな、ということを、とても強く改めて感じました。

 またWiLPartnerで働く、琴さんには、海外で将来働きたいと思っている私に対して、とても貴重なアドバイスを頂きました。琴さんとお話させていただくことで、私は日本社会の典型的な考え方に染まっていたな、ということに気づかされました。私の考えは商社や大手企業に入っていないと海外勤務は難しい、という単純な考えでしたが、琴さんはその様に考えるのではなくで、例えばシリコンバレーに働きたいのだったら、シリコンバレーに会社がある企業をリサーチし、そこに個人的にアプローチをかけていく力、自己PR力が重要だということを教えてくださりました。

音楽ジャムセッション、ギターを弾く琴さん、マークさん
 そして自分の学部の専門分野に固執して考える必要はなく、もっと視野を広げて考えることで、自分のまた新たな可能性を見つけていけるのではないかと思いました。実際に琴さんは、建築学部を卒業した後、独学でプログラミングを学び今インターネット業界で、アメリカで働く夢を叶えておられます。私もあきらめずに色々な分野を見て、興味がある自分がやりたいと思う仕事に巡り合いたいなと思いました。

 この期間内で何か一つ、自分が一生かけて解決してみたい問題や、また日本と海外をつなぐことで社会がよりよくなることを見つけ出すことができるように頑張りたいです。何気なく毎日を何の目標を持たずに過ごしている人とは違って、戸村さんや琴さんを含め今回のイベントに参加された方々は、独創的でクリエイティブな考えを持っておられました。なので、自分の人生に何かプラスになるようなヒントが隠れていたら、それを見つけ出し、自分のものにしていきたいと感じました。そういう意味で今回のイベントは、私の平凡な考え方を、いつもとは違う視点から見ることができる、新たな世界の入り口に立ったそんなようなイベントでした。このような交流から新しい出会いがあり、話す場があるというのは参加者のみなさんにとって、とても良い機会になったことでしょう。また開催できるといいですね!!
焼き奉行!
明塾、塾生2号の島袋さん!
美味しく焼きあがったソーセージ!
次のJABIイベントを告知するTedさん

任 美奈(JABI インターン)



Monday, July 15, 2019

JABI インターンのご紹介

 先週の7/10からJABIにインターンとして学生をお迎えしました。関西外国語大学英語キャリア学部に在籍、現在、カリフォルニア州立大学で社会学を学んでいる任 美奈さんです。約3週間、JABIの活動をお手伝いしてもらったり、イベントに参加し、その体験をブログに寄稿していただく予定です。ぜひ、こちらにいる間、色々な見聞を深めてもらえたらと思います!下記、任さんからの自己紹介です。

________________________________________
 この度、7月から一か月間JABIでインターンシップをすることになりました任美奈と申します。出身は大阪で関西外国語大学英語キャリア学部に在籍中です。今年の1月から1年間カリフォルニア州立大学で社会学を学んでいます。今回、インターンシップをしようと思ったきっかけは将来、世界中の人を相手にできるような仕事をしたいと考えているからです。そのためには、日本とアメリカの懸け橋となって日本の企業の米国進出を強く望んでいるJABIさんの一員になり、実際に海外で働く日本人の方々はどんな活躍をされているのか、また日本人としてどのようなことを貢献できるのかということ中心に学んでいきたいと思います。至らない所がたくさんあるかとは思いますが、よろしくお願い致します。

Monday, February 11, 2019

第24回JABIサロン「日本の農業とテクノロジー」

開会のあいさつ
去る2月1日に本年初のJABI サロンが開催されました。テーマは「日本の農業とテクノロジー」と題して、豊橋技術科学大学 環境・生命工学課程の吉渡匠汰さんに、彼の研究について話をしていただきました。また、講演第2部としては、豊橋技術科学大学環境・生命工学系講師である東海林孝之先生に「CFD(数値流体力学)による植物工場内環境評価」という演題の話をしていただきました。





ロボット業界で仕事をしている私にとっては、高齢化が進んでいる中、製造や物流以外では医療福祉ロボットや農業ロボットが重要な課題であると日頃から思っているので、本テーマは個人的にも非常に興味のあるものでした。


講演する吉渡さん
年々農業従事者の減少・高齢化が進んでいます。農業離れで従業者が減っていくなか、65歳以上の従業者の割合が68%以上を占めています。農林水産省によるデータでは5年以内に離農する40歳未満の就農者は30%にもなるとの説明がありました。このままでは、農業に携わる人たちがいなくなり、日本の食が危うくなるのは簡単に想像できるのではないでしょうか?
よって、日本の農業では、農作業の効率化や自動化が求められており、その内容としては、個人農家が統計学の知識を用いて、効率のよい栽培を行うものから、LED光や人工の二酸化炭素を用いて建物の中で野菜を育てる完全人工光型植物工場まで様々であるとの説明がありました。


スライド
農業において、日照り、温度、湿度、土壌、天候などの環境地が植物の光合成、蒸散、呼吸、発芽などに影響を与えます。農家たちは過去の経験からノウハウとしてそれらを持っています。現状では、それらをデータ化し、植物工場で利用するとか、深層学習で青果物の等級判別を行う等の努力がされていると説明がありました。
農業離れのなか、異業種企業の参入は昔から行われています。しかし、2012年の日本政策金融公庫の調査によると、農業参入企業のうち黒字化した企業は30%でしかないという説明には驚きました。

日本施設園芸協会の調査によると、人工光型植物工業197箇所(2017年2月)のうち、80%は赤字、そして農林水産省の調査によれば2003〜2009年に参入した企業の24%が撤退というデータ結果が出ており、その結果には正直、悲観的な感じがします。

講演に耳を傾ける聴講者
こういった状況のなか、より効率の良い成果が得られるプロセスノウハウが研究されており、シミュレーションによる設備の最適化からIoTの活用による環境モニターを通して将来的には自動化が可能になるかもしれません。

吉渡さんによると、農業の技術で有名なオランダでは農家・企業・大学が連携し、施設園芸や農法に関して研究や実用化が行われているそうです。日本でも農業に参入する企業が増えてきており、ますます農業の工業化による農業の発展を期待したいと思いました。


近年、植物工場にはセンサーを始めとした様々な技術が導入され、農業従事者の経験と勘に頼っていた環境制御を、データに基づいたものに移行する流れが大きくなっています。環境制御の目的は植物工場内の環境(気温、湿度、気流、CO2濃度等)を均一に保ち、作物の安定生産および品質を維持することであるが、植物工場内の環境要素の詳細分布を知ることは一般的には困難であるらしいとのコメントで東海林先生の講演が始まりました。
講演する東海林先生

そこで東海林先生の研究では上記環境要素の詳細な分布をCFDにより予測し、均一化するための方法を調べることをテーマとしており、発表では強制換気型ハウスの気流・熱環境解析のシミュレーションが論じられました。

スライド
地域気象モデル、数値流体力学モデル、植生モデルをもとに構築した植物工場モデルに対して、IoTでモニターしたデータを農学、生物学、化学、電気、コンピューター技術など、様々な分野の知識で環境制御するというのが自動化の最終形態であるという説明でした。








講演して頂いたお二人に感謝状を授与!
しかし、製造業の自動化とは違い、管理できない多くの要素がある農業では、自動化に向けての第一歩が始まったところかなと感じました。人間が生きていく上で一番大事な「食」に関する農業の自動化の話であり、「日本の食」の将来を考えさせられる非常に有意義な講演会でした。

吉渡さん、東海林先生、ありがとうございました。




ナディア会長からのあいさつ
JABI新年会の一コマ

講演の後、JABI新年交流会に転じ、中華料理のテイクアウトやワインを堪能しながら、講演者の二人を囲んで会話が弾んだ金曜日の夕方でした。Happy New Year!

大永英明
Co-Founder, JABI

Tuesday, December 4, 2018

第2回JABI 5UP シリコンバレー研修プログラム トライアルイベント


「JABI 5UP」

2017年12月29日のブログにも書きましたように、本プログラムは、JABI が当地で著名な米国の日系教育支援団体、US-JAPAN FORUM (http://www.usjapanforum.org) の協賛を得て提供する中小企業向けの若手社会人教育、起業家育成プログラムです。

昨年のトライアルと比べ、今回は「日本の伝統的な考え方を突き破って、シリコンバレー風に破壊的なイノベーションやアイデアを創造できる人材育成」を念頭に学生の参加者も含めました。

他団体によるシリコンバレー研修プログラム同様、講義、メンタリング、企業訪問、ネットワーキング、ビジネスプラン発表などの要素が含まれていますが、決定的な違いは1)大きくスケールするビジネスプランを至上とせず、着実に利益を出し、中小企業に必然な世代交代を堅実なビジネスプランで実施し、その次の世代へ繋ぐビジネス理念を構築、そして、2)ピッチコンテストで勝つ(VCのスケール性を評価するという好み)ビジネスプランではなく、誰もが理解できる存続=繁栄といった観点を重視したプランの作成にあります。つまりは、中小企業の旧態依然の自社の文化・体質の改善目標を定めるマインドセットを持つことを目標としています。 

 

来年実施される6日間のフル・プログラムの前にまずはJABI会員、学生、駐在員の方々に参加いただき、本プログラムの理解およびフィードバックをいただこうと、去る11月10日に半日研修体験を目的としたトライアル・イベントをに行いました。

ナビゲーター会員でもあるKimberly Wiefling 女史が出張でオープニングのワークショップができなかったため、彼女のSilicon Valley Allianceのパートナー、Jeff Richardson  とその仲間であるMatt Schlegel氏による「チェンジ」に関するワークショップを兼ねたレクチャーをお願いしました。 







Richardson 氏は教育者として、スタンフォード大学の先進的なプロジェクトマネジメントプログラムのリードデザイナーの一人であり、企業や大学の環境のためのプロジェクトリーダーシッププログラムの設計/指導にも携わっており、いかに困難な問題に挑戦していくかをコーチングしている方です。本セッションのテーマは、いかに新しい考えに対して、習慣や過去の経験による固定概念から脱出して、オープンに受け入れるべきか、実際にワークショップで参加者が体験し、チェンジが難しい事ではないという理解をするというセッションでした。つまり、何かを変えたければ自分が変わらなくてはいけないという体験でした。



 
演習で頭と体をほぐしたあと、前回同様、US-Japan Forumの井手祐二先生による「資金繰り(ビジネススクールで教えない資金繰りのノウハウ)」英語名タイトルはCash Flow (Know-How of Cash Flow Not Taught in Business School)が始まりました。井手先生は、CCD監視カメラ、遠隔病理診断システムの開発販売に携わられていた方で、近年では鹿児島大学北米教育研究センター長兼特任教授、JUNBA(サンフランシスコベイエリア大学間連携ネットワーク)会長などを歴任されています。 

講義内容は(1)企業会計の基礎、(2)キャッシュフローと資金繰り(実践編)そして(3)資金繰りの秘訣(実践編)の三部構成で、彼の起業時のご苦労など、ご自身の体験をもとに解説される話には説得力がありました。今回の参加者は学生さんが多かったので、彼らにとって全てが新鮮であり、多くの質問で溢れました。

「すべては経営者とステークホルダーとの信頼関係です!」という締めの言葉で表されたように、会社の永続という事を考えると、単に株価をあげたり、利益を上げるだけでなく、ビジネスを一緒に行う、株主、投資家、顧客、社員、銀行、仕入先、販売代理店、コーポレートパートナー全員で構築される社会の中で、日頃から良い関係を構築し維持する努力が大事であると、改めて感じました。

その次のセッションは「ワークショップI :ビジネスアイデアの作成演習」でした。ここでは井手先生が提案するビジネス・アイデアメモ用紙を使ってアイデアを整理し、有意義なアイデアに高めるという技能の訓練の仕方を学びました。起業を考えている学生さんたちもいましたが、初めての方が多く、戸惑っている様子でしたが、ビジネスのアイデアをどう構築していくのか体験できたかと思います。


そしてピザ・ランチをしながら、私が講師となり「ワークショップII : JABI風サプライズ演習」を行いました。



参加者を2グループに分け、各グループ内で各自がワークションップIで考えたアイデアのビジネスプランの概略を説明し、グループでアイデアを一本化するという作業を行いました。

アメリカ、特にシリコンバレーにおいては自分の意見を主張する事が非常に重要です。日本の減点方式文化と違い、何も意見を出さず、失点しないのは「セーフ」でなく、「アウト」です。そして、技術およびマーケットの発展・進化の激しい今日、コラボレーションが当たり前というのがシリコンバレーです。当地では、アイデアを持っている人たちでいっぱいです。起業家精神を持っている人たちは我が強く、自分のアイデアの方が優れていると考える傾向があります。ここでは相手を尊重し、自分のアイデアとグループメンバーのアイデアとの相違をニュートラルに議論します。そして、グループの中の一番優れたアイデアに従うのではなく、その採決で選んだアイデアを軸とし、各自のオリジナルのアイデアの部分を足すことによって相乗効果を得る、つまり、コラボレーションを通して、ビジネスプランのレベルを高める事を体験するというのが、このセッションの意図です。イノベーションを起こすには、冒頭のRichardson 氏がいうオープンマインド、そして、コラボレーションを自然に行うといった風土・習慣が必須であると私は考えています。

「マーケットで買えるワインの試飲会」

勉強するには遊びも必要です。今回のエンタメも恒例の「マーケットで買えるワインの試飲会」という名目で、お寿司の松竹梅といった感じで手頃な三階級の値段のワインをブラインドテイスティングをして、どのボトルを飲んだかを当てるというゲームです。今回の3本とはGeorgo’s Mykonos ($23), Line 39 Cabernet Sauvignon ($9.99),  Quail Greek Merlot ($4.99)でした。ワイン通の人もいればあまりワインを飲まない人達もいましたが、試飲参加者6名のうち、なんと正解者はたったの一名、井出先生!さすが、ワイン通、お見事!(しかし、よく考えればランクだけでなく、種類の違うワインが混じっていたので、ワイン通はわかったのかも。。。。)ここでの実験は、いかに人間の舌があいまいで、ワインの能書きや銘柄による先入観に惑わされるいい加減なものであるかと。。。ワインは嗜好品ですので、人の意見に惑わされず、自分の意見を持とうという主旨でした。



 
「雑談会」

さて、最後はワインを飲みながら、私による「食、音楽とテクノロジー」というタイトルの雑談でした。その昔、私が最初にシリコンバレーに訪れた70年後半は、まだまだ果樹園の多い場所でした。その頃から半導体やコンピューターの産業で有名ではありましたが「テクノロジー」一色ではなかったのです。


また、1960年代後半のベイエリアロサンゼルスは、ベトナム戦争に対する反戦活動がUCバークレー校を中心にひろがり、反体制的なカルチャーの発信基地となり、ヒッピー的思想、マリファナLSDなどのドラッグ・カルチャーにより、全米に新時代の若者文化の中心地として広く知られるようになりました。そのカルチャーの一部として欠かせなかったのが音楽であり、当時のサンフランシスコにライヴ・ハウスフィルモアができ、フィルモア・ウェストと呼ばれ、その後、NYにフィルモア・イーストができるほど、アメリカのロック音楽の発展に貢献したのが当地です。当時、サンフランシスコで活躍していたのが、ジェファーソン・エアプレイン、グレイトフル・デッド、ママス&パパスドアーズなどでした。1967年にはシリコンバレーの南に位置する観光地で有名なモントレーでこの時代を象徴する歴史的音楽イベントのひとつ、モントレー・ポップ・フェスティバル開催され、西海岸で活動する多くのミュージシャンが出演しました。当時、私はまだ日本で高校生でしたが、劇場の大きなスクリーンでその映像を観て感激したのを覚えています。1969には、私の大好きなラテン音楽をベースとしたラテン・ロックのサンタナがデビューしたのです。

今、私は、趣味で家で採れるオレンジやレモンでオーガニック・レモネードを作成して友人達に配っています。そして、好きな音楽においてもこれから親父バンドを結成しようと考えています。ハイテク・ベンチャー至上主義のようなシリコンバレーの文化にブレーキをかけ、もう少し、自然、感性、技術、ビジネスのバランスのとれた良き昔に戻したいという思いを伝えたく、今回の雑談テーマに選んだわけです。

今回は学生が多かったですが、アンケートでは良い評価をいただき、講師全員非常に喜んでおります。
いただいたコメントの幾つかをここに紹介いたします。
  • ビジネスモデルの具体的な考え方を学んだ。
  • 色々な発想があり、ディスカションがとても楽しかった。
  •  アイデアは無制限だと感じた。
  • 新しいアイデアが出てきた時の楽しさ、忘れません!

来春にも再度トライアルを開催し、6月からはフルバージョンを年2回ほど実施したく思っています。是非、ご参加ください!そして、皆様、良いお年をお迎えください。

大永英明
Co-Founder, JABI





Monday, September 3, 2018

第23回JABIサロン「Career in a global world」に参加して

先日、米国CCE認定グローバルキャリアカウンセラーとして、グローバル人材の育成やグループリーダーのマネジメント・スタイルの国際化などを行われている金子厚志さんを講師にお招きしてキャリア支援セミナーが第23回JABIサロンとして開催されました。今回はJABIの理事である友永さんが、私の大学で専攻している学問がキャリアデザインであることから、同じくJABIのメンバーである金子さんを紹介してくださるということでこの企画が生まれ、サンフランシスコに来ている学生も参加してくださり、合計14人でこのセミナーは行われました。


今回のセミナーは金子さんの自己紹介から始まり、講義が進められていく中で私たち参加者が疑問に思った点を質問していくというスタイルで進められていきました。
講義はグローバルキャリアの形成の仕組みを考えていく中で、カルチャーとは一体何なのかを学ぶところから始まりました。講義の主な内容がグローバルキャリアということで日本のカルチャーとアメリカのカルチャーの違い、日本は階層組織で管理しやすいものであるのに対してアメリカではこのカルチャーが一般的ではないということを学びました。これらは各地域において社会規範となっているということもあって一概にどちらが正しいと決めることは出来ないでしょう。しかし私個人の意見としては、日本のカルチャーは元々用意された道を進んでいくことが正しいことだとされているような気がして、人それぞれの個性を消してしまうことになりかねないのではないかと考えているので、これからの創造性がさらに求められる社会において、日本のこのカルチャーはあまりふさわしくないのではないかと思っています。

次に日本とアメリカのカルチャーの差が生み出すキャリアの見方の違いについて金子さんから説明がありました。日本にはCompany is your asset という考え方があるのに対し、アメリカではYourself is your asset という考え方があるというものでした。これは日本では会社を中心としてキャリアを組み立てるのが一般的であるのに対して、アメリカでは個人を中心としてキャリアを組み立てていくのが一般的であるということです。
つまり、アメリカでは一つの企業に長く所属し昇進していくことによって自身のキャリアを積み重ねていくという、日本で多くみられるキャリア形成が主流ではないのです。ここでは文化の違いによって生まれるキャリア形成に対する考え方の違いを知って、アメリカの人は個人個人が自分のスキルを上げることによって、自分のキャリアを伸ばしていこうと考えているからこそ、アメリカはずっと世界の経済を引っ張っていく存在であり続けることができているのではないかと思いました。



次に取り上げられた話題はプロティアンキャリアについての話題でした。プロティアンキャリアとはアメリカの心理学者であるダグラス・ホールが提唱したキャリア理論で、キャリアの主体が組織ではなく個人だとするものです。
キャリアに対する姿勢や尺度も従来のキャリア理論とは異なっており、プロティアンキャリアでは、給料や地位など他の人と比べられるものではなく、仕事満足度や心理的成功など自分自身から見た主観的なキャリアを重要視しています。
私はこの理論の説明を聞いていて給料ではなく、仕事満足度が重要視されるというのがあまり納得できなかったため質問しました。ある一定以上の給料を超えた場合において給料は仕事に対するモチベーションとしてあまり効果を持たなくなり、アメリカでは約8万ドルがそれにあたる金額だということを教えて頂きました。結局キャリアとは他人と比較するものではなく、自己表現をする部分であるということも同時に教えて頂きました。


 最後に私達学生がこれからキャリアを形成していくにあたって重要になってくる【Vision】について、金子さんの方からお話がありました。【Vision】を持つことが大切だというのは誰もがすでに知っている事かもしれません。しかし金子さんは【Vision】を持つとき、その目標に対する自己意識としてWhy?の精神を持ち、考え続けることが重要なことだと話されていました。目標を持っている人はたくさんいるが、その目標を達成するためには何が必要なのかを考えて行動している人は案外少ないのかもしれないと感じました。

今回のセミナーでは、キャリア形成のことや文化の違いによって生じる価値観など様々な内容に触れて、参加者それぞれが多くのことを学び、私達のこれからのキャリア形成について考えさせられる、とても有意義なセミナーとなりました。


以下参加者の感想です。

昨日は大変貴重なセミナーにご紹介いただき、本当にありがとうございました。サンフランシスコで活動できる残り1ヶ月半という期間のモチベーションに繋げ、自分が始めたい新しいビジネスの参考にすることが出来ました。

本日はありがとうございました!楽しかったです。

日本式のキャリアパスか、アメリカ式のキャリアパスかということは、今年就活を終えた同期たちが悩んでいたポイントでもありました。また、自分自身アメリカ式の場合、圧倒的に新卒の大学生には(自分も含め)自分自身のAssetとなるものがないというのが大きな課題だということも感じております。

JABI インターンシップ 法政大学 江藤壮俊